とりあえずジェイスと石鍛冶改変ネタ【まどマギ】
2011年6月25日 TCG全般■禁止カードその1
石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
Stoneforge Mystic / 石鍛冶の神秘家 (1)(白)
クリーチャー ― コー(Kor) 工匠(Artificer)
石鍛冶の神秘家が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから装備品(Equipment)カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す」ことを選んでもよい。
(1)(白),(T):あなたは、あなたの手札にある装備品カード1枚を戦場に出してもよい。
1/2
(◕‿‿◕) 「箇条書きにすると、
(i)デッキから直接「装備品/Equipment」を探して手札に加えられる
(ii)装備品の本来コストを踏み倒して場に出せる
という二つの能力を持っているんだ」
(◕‿‿◕) 「登場した当初は、単純に『強い』ってだけの評価だったんだけどね
具体的には、
・そもそも場に出てから手札を増やす能力自体が強い
→手札が増える
=手数が増える
・装備品はアーティファクトなので普通は自分のターンにしか出せない
→しかし石鍛冶の能力(ii)を使えば、相手のターンに出せる
=隙が少なくなる
っていうのが評価のポイントさ」
(◕‿‿◕) 「こうした評価は、後に大きく変化することになる
石鍛冶が『強い』から『強すぎ』に変わった理由は、
『装備品の種類が増えた』
からなんだ」
(◕‿‿◕) 「2010年10月に発売されたエキスパンション(=カードセット)である
「ミラディンの傷跡」のストーリー上の舞台は、
全てが金属で出来た次元『ミラディン/Mirrodin』なんだ
だから発売されたカードもアーティファクト(=機械)の割合が多いセットというわけさ」
(◕‿‿◕) 「その結果、アーティファクトである装備品の種類も増加することになる
例えば、今まで2種類しかなかった強力な装備品『剣サイクル』は、5種類に増加した
火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
光と影の剣/Sword of Light and Shadow
+
肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind
饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
戦争と平和の剣/Sword of War and Peace
RPG的に言えば、
『石鍛冶1枚で全属性の剣が使える』
とでも表現すればいいかな」
(◕‿‿◕) 「さらに、2011年5月に、ミラディンの傷跡ブロック最後のエキスパンションとなる、
「新たなるファイレクシア」が発売された
そこで登場した殴打頭蓋/Batterskullというカードによって、
石鍛冶の強さはエントロピーを凌駕した」
Batterskull / 殴打頭蓋 (5)
アーティファクト ― 装備品(Equipment)
生体武器(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、黒の0/0の細菌(Germ)クリーチャー・トークンを1体戦場に出し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+4/+4の修整を受けるとともに警戒と絆魂を持つ。
(3):殴打頭蓋をオーナーの手札に戻す。
装備(5)
このカードは、普通に使うだけでも強力なクリーチャーを生成するカードだった
だけど石鍛冶の能力が、それを『いつでもどこでも』出来るようにしてしまった」
(◕‿‿◕) 「殴打頭蓋/Batterskull自体も『自分で手札に戻る能力』があるから破壊されにくい
だから実質、『破壊されない高スペックなクリーチャーがお手軽に出せる』
という状況が生まれてしまったんだ」
(◕‿‿◕) 「アーティファクト破壊呪文を打たれても、クリーチャー破壊呪文を打たれても、
殴打頭蓋をマナで手札に戻せば、すぐまた動くようになる
攻撃そのものを禁止されない限り、殴打頭蓋は無敵だよ」
(◕‿‿◕) 「弱点だらけのクリーチャーよりも、余程戦いでは有利じゃないか」
■禁止カードその2
精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
Jace, the Mind Sculptor / 精神を刻む者、ジェイス (2)(青)(青)
プレインズウォーカー ― ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
3
(◕‿‿◕) 「このカードのカードタイプは『プレインズウォーカー』といって、クリーチャーや呪文と違って、
『魔法使いをもう一人呼んで援軍してもらう』
というイメージのカードだ」
(◕‿‿◕) 「一番下の数字『3』は『初期忠誠値』といって、
そのプレインズウォーカーが持つ魔力の値だと思ってくれればいい
この忠誠値が攻撃や呪文のダメージで0になると、プレインズウォーカーは破壊される
[+2][0][-1][-12]という数字は、
能力を起動するためのコスト=忠誠値の増減を表している」
(◕‿‿◕) 「プレインズウォーカーの能力は1ターンに1回しか使えない
だけどこのジェイスは、4つも能力を持っているから色々なことが出来てしまう
ジェイスが力を開放すれば、奇跡を起こすどころか、
宇宙の法則をねじ曲げることだって可能だろう
その能力の一つ一つを見ていこう、少し長くなるけど、我慢して欲しい」
1.[+2]
(◕‿‿◕) 「この能力は、見た目には地味に見える
確かに、1枚のカードにしか干渉できないから派手な効果とは言えないね
だけどね、まどか、この能力こそが地味ながらとても大事なんだ」
(◕‿‿◕) 「例えば、相手に対してこの能力を使って、
相手のデッキの一番上を見たとしよう
その時、『今、このカードを引かれた自分が不利になるカード』が見えた
そうしたら、そのカードをデッキの一番下に置いて、『引かせない』ようにすればいい
逆に、デッキの一番上が『無駄ヅモ』だと分かれば、『そのまま』にしておけば良いのさ
これが毎ターンできるのが第一の能力なんだ
うまく行けば、時間を稼ぐどころか、相手の戦術をねじ曲げることだって可能だろう」
2.[0]
(◕‿‿◕) 「ジェイスの恐ろしさの源のもうひとつの原因がこれさ
マナを一切消費せず、延々と、一方的に、自分の手札を増やすことができてしまう
それだけじゃない、引くと同時に『2枚のカードをデッキに戻す』方も重要なんだ
ほむら、この効果の影響を考えてみて欲しい
もし『デッキをシャッフルする手段』と組み合わせたら、どうなるか分かるかい?」
ほむら「・・・どういうことよ」
(◕‿‿◕) 「『今必要ないカード』をデッキに戻し、その後でシャッフルすれば、
それらを引かなくて済む
つまり、手札の『量』を増やすと同時に、手札の『質』も高めることが出来るんだ」
(◕‿‿◕) 「ほむら、君は何度も何度もそれを繰り返すうちに、
幾つもの『無駄ヅモを引くという並行世界』を放棄して、
『有効牌を引く世界』を螺旋状に束ねてしまったんだろう―
君がジェイスを使って繰り返してきた時間―その中で循環した能力の全てが、
巡り巡って、理想的なドローに繋がったんだ」
3.[-1]
(◕‿‿◕) 「この能力は、クリーチャーがいなければ使えないから、
いつでも使いどころがあるってわけじゃないんだ
だからそこまで強力とは言えないけど、
相手のクリーチャーを手札に戻して『時間稼ぎ』にも使えるし、
逆に、自分のクリーチャーを対象にしても有効に使うことができるよ」
さやか「どーゆー意味だよ、それは?」
(◕‿‿◕) 「さやか、クリーチャーの中にはね、
『場に出たときに能力が誘発するクリーチャー』がいるんだ
ジェイスの力を使えば、その能力を再利用することが出来るのさ」
4.[-12]
(◕‿‿◕) 「最後の能力は、ライブラリー(=デッキ)を全てゲームから除外し、
代わりに相手の手札をライブラリーにしてしまう能力だ
これが決まれば相手はデッキ切れで負けは確実だね
貯め続けた忠誠値を代価にしてジェイスが祈ったのは、
相手の頭脳・精神であるライブラリーを意のままに作り変えること、というわけだ
それはただのライブラリー破壊なんてレベルじゃない、
因果律そのものに対する反逆だ
まさに『精神彫刻者/Mind Sculptor』の名にふさわしい能力と言えるだろうね」
(◕‿‿◕) 「しかし、君たち人間は事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする
『忠誠値が12も貯まるはずがない』ってね、訳がわからないよ」
(◕‿‿◕) 「どうして人間はそんなに、[+2]の能力を過小評価するんだい?」
ほむら「どうして?・・・どうしてなの?
何ターン経っても、ジェイスを破壊できないッ・・・!」
ほむら「無駄ヅモを続ければ、それだけジェイスの忠誠値が増える・・・
私のやってきたこと、結局・・・っ」
(◕‿‿◕) 「そう、[+2]能力は、互いに消耗しきってから、
長期戦になればなるほど、その真価を発揮する
息切れした相手の有効なドローを封じれば、相手は勝ち手段を失うからね」
(◕‿‿◕) 「何もかもが無駄だったと、決してゲームの運命を変えられないと確信した、
その瞬間に暁美ほむらは絶望に負けて、グリーフシードへと変わるだろう
彼女自身も分かってるんだ、だから選択肢なんてない
勝ち目のあるなしにかかわらず、ほむらはジェイスの[-12]能力が起動されるまでの間、
毎ターンカードを引くしかないんだよ」
■そして禁止へ
ほむら「…!?ここは…?」
(◕‿‿◕) 「Wizards of the Coast社がもたらした新しい禁止カードリストに基づいて、
宇宙が再編されているんだよ
そうか―君もまた、時間を越える魔法の使い手だったね
じゃあ一緒に見届けようか―石鍛冶とジェイスという、存在の結末を」
(◕‿‿◕) 「・・・あれが、2枚のカードがもたらしたソウルジェムだ
その壮大過ぎる効果の対価に、2枚のカードが背負うことになる呪いの量が分かるかい?
一つの宇宙を作り出すに等しいカードが作られた
それは即ち、一つの宇宙を終わらせるほどの影響をもたらすことを意味する
当然だよね?」
まどか「言い訳乙」
http://mtg-jp.com/reading/translated/001716/
石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
Stoneforge Mystic / 石鍛冶の神秘家 (1)(白)
クリーチャー ― コー(Kor) 工匠(Artificer)
石鍛冶の神秘家が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから装備品(Equipment)カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す」ことを選んでもよい。
(1)(白),(T):あなたは、あなたの手札にある装備品カード1枚を戦場に出してもよい。
1/2
(◕‿‿◕) 「箇条書きにすると、
(i)デッキから直接「装備品/Equipment」を探して手札に加えられる
(ii)装備品の本来コストを踏み倒して場に出せる
という二つの能力を持っているんだ」
(◕‿‿◕) 「登場した当初は、単純に『強い』ってだけの評価だったんだけどね
具体的には、
・そもそも場に出てから手札を増やす能力自体が強い
→手札が増える
=手数が増える
・装備品はアーティファクトなので普通は自分のターンにしか出せない
→しかし石鍛冶の能力(ii)を使えば、相手のターンに出せる
=隙が少なくなる
っていうのが評価のポイントさ」
(◕‿‿◕) 「こうした評価は、後に大きく変化することになる
石鍛冶が『強い』から『強すぎ』に変わった理由は、
『装備品の種類が増えた』
からなんだ」
(◕‿‿◕) 「2010年10月に発売されたエキスパンション(=カードセット)である
「ミラディンの傷跡」のストーリー上の舞台は、
全てが金属で出来た次元『ミラディン/Mirrodin』なんだ
だから発売されたカードもアーティファクト(=機械)の割合が多いセットというわけさ」
(◕‿‿◕) 「その結果、アーティファクトである装備品の種類も増加することになる
例えば、今まで2種類しかなかった強力な装備品『剣サイクル』は、5種類に増加した
火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
光と影の剣/Sword of Light and Shadow
+
肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind
饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
戦争と平和の剣/Sword of War and Peace
RPG的に言えば、
『石鍛冶1枚で全属性の剣が使える』
とでも表現すればいいかな」
(◕‿‿◕) 「さらに、2011年5月に、ミラディンの傷跡ブロック最後のエキスパンションとなる、
「新たなるファイレクシア」が発売された
そこで登場した殴打頭蓋/Batterskullというカードによって、
石鍛冶の強さはエントロピーを凌駕した」
Batterskull / 殴打頭蓋 (5)
アーティファクト ― 装備品(Equipment)
生体武器(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、黒の0/0の細菌(Germ)クリーチャー・トークンを1体戦場に出し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+4/+4の修整を受けるとともに警戒と絆魂を持つ。
(3):殴打頭蓋をオーナーの手札に戻す。
装備(5)
このカードは、普通に使うだけでも強力なクリーチャーを生成するカードだった
だけど石鍛冶の能力が、それを『いつでもどこでも』出来るようにしてしまった」
(◕‿‿◕) 「殴打頭蓋/Batterskull自体も『自分で手札に戻る能力』があるから破壊されにくい
だから実質、『破壊されない高スペックなクリーチャーがお手軽に出せる』
という状況が生まれてしまったんだ」
(◕‿‿◕) 「アーティファクト破壊呪文を打たれても、クリーチャー破壊呪文を打たれても、
殴打頭蓋をマナで手札に戻せば、すぐまた動くようになる
攻撃そのものを禁止されない限り、殴打頭蓋は無敵だよ」
(◕‿‿◕) 「弱点だらけのクリーチャーよりも、余程戦いでは有利じゃないか」
■禁止カードその2
精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
Jace, the Mind Sculptor / 精神を刻む者、ジェイス (2)(青)(青)
プレインズウォーカー ― ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
3
(◕‿‿◕) 「このカードのカードタイプは『プレインズウォーカー』といって、クリーチャーや呪文と違って、
『魔法使いをもう一人呼んで援軍してもらう』
というイメージのカードだ」
(◕‿‿◕) 「一番下の数字『3』は『初期忠誠値』といって、
そのプレインズウォーカーが持つ魔力の値だと思ってくれればいい
この忠誠値が攻撃や呪文のダメージで0になると、プレインズウォーカーは破壊される
[+2][0][-1][-12]という数字は、
能力を起動するためのコスト=忠誠値の増減を表している」
(◕‿‿◕) 「プレインズウォーカーの能力は1ターンに1回しか使えない
だけどこのジェイスは、4つも能力を持っているから色々なことが出来てしまう
ジェイスが力を開放すれば、奇跡を起こすどころか、
宇宙の法則をねじ曲げることだって可能だろう
その能力の一つ一つを見ていこう、少し長くなるけど、我慢して欲しい」
1.[+2]
(◕‿‿◕) 「この能力は、見た目には地味に見える
確かに、1枚のカードにしか干渉できないから派手な効果とは言えないね
だけどね、まどか、この能力こそが地味ながらとても大事なんだ」
(◕‿‿◕) 「例えば、相手に対してこの能力を使って、
相手のデッキの一番上を見たとしよう
その時、『今、このカードを引かれた自分が不利になるカード』が見えた
そうしたら、そのカードをデッキの一番下に置いて、『引かせない』ようにすればいい
逆に、デッキの一番上が『無駄ヅモ』だと分かれば、『そのまま』にしておけば良いのさ
これが毎ターンできるのが第一の能力なんだ
うまく行けば、時間を稼ぐどころか、相手の戦術をねじ曲げることだって可能だろう」
2.[0]
(◕‿‿◕) 「ジェイスの恐ろしさの源のもうひとつの原因がこれさ
マナを一切消費せず、延々と、一方的に、自分の手札を増やすことができてしまう
それだけじゃない、引くと同時に『2枚のカードをデッキに戻す』方も重要なんだ
ほむら、この効果の影響を考えてみて欲しい
もし『デッキをシャッフルする手段』と組み合わせたら、どうなるか分かるかい?」
ほむら「・・・どういうことよ」
(◕‿‿◕) 「『今必要ないカード』をデッキに戻し、その後でシャッフルすれば、
それらを引かなくて済む
つまり、手札の『量』を増やすと同時に、手札の『質』も高めることが出来るんだ」
(◕‿‿◕) 「ほむら、君は何度も何度もそれを繰り返すうちに、
幾つもの『無駄ヅモを引くという並行世界』を放棄して、
『有効牌を引く世界』を螺旋状に束ねてしまったんだろう―
君がジェイスを使って繰り返してきた時間―その中で循環した能力の全てが、
巡り巡って、理想的なドローに繋がったんだ」
3.[-1]
(◕‿‿◕) 「この能力は、クリーチャーがいなければ使えないから、
いつでも使いどころがあるってわけじゃないんだ
だからそこまで強力とは言えないけど、
相手のクリーチャーを手札に戻して『時間稼ぎ』にも使えるし、
逆に、自分のクリーチャーを対象にしても有効に使うことができるよ」
さやか「どーゆー意味だよ、それは?」
(◕‿‿◕) 「さやか、クリーチャーの中にはね、
『場に出たときに能力が誘発するクリーチャー』がいるんだ
ジェイスの力を使えば、その能力を再利用することが出来るのさ」
4.[-12]
(◕‿‿◕) 「最後の能力は、ライブラリー(=デッキ)を全てゲームから除外し、
代わりに相手の手札をライブラリーにしてしまう能力だ
これが決まれば相手はデッキ切れで負けは確実だね
貯め続けた忠誠値を代価にしてジェイスが祈ったのは、
相手の頭脳・精神であるライブラリーを意のままに作り変えること、というわけだ
それはただのライブラリー破壊なんてレベルじゃない、
因果律そのものに対する反逆だ
まさに『精神彫刻者/Mind Sculptor』の名にふさわしい能力と言えるだろうね」
(◕‿‿◕) 「しかし、君たち人間は事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする
『忠誠値が12も貯まるはずがない』ってね、訳がわからないよ」
(◕‿‿◕) 「どうして人間はそんなに、[+2]の能力を過小評価するんだい?」
ほむら「どうして?・・・どうしてなの?
何ターン経っても、ジェイスを破壊できないッ・・・!」
ほむら「無駄ヅモを続ければ、それだけジェイスの忠誠値が増える・・・
私のやってきたこと、結局・・・っ」
(◕‿‿◕) 「そう、[+2]能力は、互いに消耗しきってから、
長期戦になればなるほど、その真価を発揮する
息切れした相手の有効なドローを封じれば、相手は勝ち手段を失うからね」
(◕‿‿◕) 「何もかもが無駄だったと、決してゲームの運命を変えられないと確信した、
その瞬間に暁美ほむらは絶望に負けて、グリーフシードへと変わるだろう
彼女自身も分かってるんだ、だから選択肢なんてない
勝ち目のあるなしにかかわらず、ほむらはジェイスの[-12]能力が起動されるまでの間、
毎ターンカードを引くしかないんだよ」
■そして禁止へ
ほむら「…!?ここは…?」
(◕‿‿◕) 「Wizards of the Coast社がもたらした新しい禁止カードリストに基づいて、
宇宙が再編されているんだよ
そうか―君もまた、時間を越える魔法の使い手だったね
じゃあ一緒に見届けようか―石鍛冶とジェイスという、存在の結末を」
(◕‿‿◕) 「・・・あれが、2枚のカードがもたらしたソウルジェムだ
その壮大過ぎる効果の対価に、2枚のカードが背負うことになる呪いの量が分かるかい?
一つの宇宙を作り出すに等しいカードが作られた
それは即ち、一つの宇宙を終わらせるほどの影響をもたらすことを意味する
当然だよね?」
まどか「言い訳乙」
http://mtg-jp.com/reading/translated/001716/
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